四日目後半 「ベルンの町を歩く」 |
四日目はツェルマット、ゴルナグラートでアルプスハイキング。四日目後半は五日目の行程先、ルツェルンへ向かう。ルツェルンへ移動途中、ベルンへ立ち寄り、街を歩いた。スイスの首都ベルンは、ヨーロッパ中世の姿を残している典型的な都市で、旧市街が1983年、世界遺産に登録されている。ベルンの旧市街は石造りのアーケードが約6kmにわたって連なり、時計塔を筆頭に大聖堂や噴水など中世の建造物があちこちに点在する美しい街だった。
この日は前半のアルプスハイキング、後半はベルン町歩きとかなりハードなスケジュールとなったがその分、達成感と満足感はこの上ないものがあった。 |
四日目後半、ツェルマットからルツェルンへ移動途中、ベルンへ立ち寄る。 |
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ベルン町並み風景 |
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ベルン町並み風景、メインストリートをトラムが走り、石造りのアーケードが約6kmにわたって連なる。 |
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時計のついた後期ルネッサンス様式の牢獄塔。街が拡張され、1250年に現在の時計塔から城壁の西門がここに移された。牢獄としても使われたことからこの名がついたという。 |
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緑のドームが印象的な連邦議会議事堂。ベルンがスイスの首都になった1848年から1902年にかけて建設され、ベルンの中心になっている。 |
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ベルンの名の由来は熊(ベアレン)だという。1191年、ツエーリング公によって創設されたベルン。公が狩りで最初にしとめたのが熊(ベアレン)だったことから名付けられたという。町のシンボルである熊と出会える「熊公園」があるほどだ。 |
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後期ゴシック様式のベルン大聖堂はスイス一の高さを誇る尖塔を持つ大聖堂だ。1421年に着工され、完成したのは1893年。現在、塔上部が工事中だった。 |
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アーレ川沿いの赤い屋根に「こいのぼり」発見。異郷で見るこいのぼり、なんかうれしくなってきた。 |
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アーレ川沿い赤レンガ屋根の町並み風景が美しかった。 |
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メインストリートのど真ん中で1218年から時を刻み続けてきた時計塔は、1530年天文時計が据えられた。素朴でかわいい仕掛け時計は市民に親しまれている。かつてはここが町の西端で、この塔が西門だったという。 |
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町を歩くと道路に面した地下壕らしきもの発見。ケラーといわれるかつての地下貯蔵庫を利用した店舗だ。出入り口は1ヶ所のみで、道に面した地下室へ階段を下りてはいって行く。ワインセラーやレストラン、ユニークな雑貨店などが多いという。 |
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町には彫刻を施された噴水があちこちに点在していた。モーゼの噴水、サムソンの噴水、食人鬼の噴水、バグパイプ吹きの噴水、ソェーリンゲンの噴水、兵上の噴水、アンナ・ザイラーの噴水など、噴水巡りだけでも楽しそうだ。 |
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