橋の上に一歩立ち止まり、まわりを見渡すと今まで気づかなかったふるさとの風景や、かつて橋のたもとの川で遊んだなつかしい光景がよみがえってくる。現在、肝付川は川の汚れを示すBOD値はワーストの部に入るという。「ふるさとの川をきれいにし、子どもたちが遊べる川をとりもどしたい」、そんな
思いが橋巡りとふるさと探訪のきっかけとなった。この橋巡りのページがふるさとの橋と川へ足を運ぶガイド役となり、川をきれいにする運動のきっかけとなれば幸いだ。 |
夕涼み風景 昔の樋渡橋(大正末期) |
高隈山系を背景に現在の樋渡橋 |
暑い真夏の夕暮れ近くになると、川面から吹いてくる涼しい風を求めて夕涼みの人々が橋上に集まってくる。先人達は橋の上で何を想い、何を語ったのだろう。 |
大園橋 |
肝属川源流 |
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現在、流域に残るだだ一つの石橋「大園橋」と肝属川源流 |
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肝属川は、大隅半島のほぼ中央に位置する一級河川で高隈山系から志布志湾に注ぐ長さ34Kmの川です。109ある日本の一級河川では最南端を流れています。高隈山の御岳に源を発した肝属川は、下谷川、姶良川、高山川、串良川と合流し、志布志湾に注いでいます。九州内の一級河川で行われている水の汚れの度合いを調べる水質検査では、毎年きたない川の上位にランクされています。
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橋梁数値データは、国交省大隅河川国道事務所の橋梁概況を参考 |
肝属川架橋と肝属川風景(上流から順に紹介) |
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