TOPへ   谷瀬の吊り橋 奈良県吉野郡十津川村  
 
 谷瀬の吊り橋 吊り橋近景   吊り橋遠景 
 谷瀬の吊り橋とは 吊り橋情報  後記・MAP  

 谷瀬の吊り橋
谷瀬の吊り橋(たにせのつりばし)は、十津川(熊野川)に架かる長さ297.7m、高さ54mの鉄線の吊り橋としては日本最長を誇る吊り橋だ。十津川村上野地(うえのじ)と対岸の谷瀬(たにせ)を結ぶ生活道路として1954年に架橋された。十津川村の人気観光スポットのひとつとして訪れる人が多い。バランスをとりながらの橋上空中散歩はスリル満点だった。 
 
上野地側からの吊り橋入り口風景
   
 渡りきった谷瀬側iからの入り口風景
 谷瀬の吊り橋近景
 
入り口上野地側から対岸の谷瀬側方向を望む遠近感のある芸術的な構図が印象的だった
 
谷瀬側入り口から上野地側方向の橋風景
   
吊り橋中央部の幅約80cmの板上をバランスをとりながら歩く人
 谷瀬の吊り橋遠景
 
鉄線吊り橋日本一という長さもさることながら橋と周囲の景観もすばらしかった。
 
もともとは村民の生活道路として作られた吊り橋。現在は十津川村一の観光スポットとして人気が高い。
 
手前の谷瀬と対岸の上野地間の長さ297mを結ぶ谷瀬吊り橋と橋下の十津川
 谷瀬吊り橋とは
 
 谷瀬吊り橋は村民出資により建設された生活用吊り橋で、上野地と谷瀬を結ぶ生活用の橋として、昭和29年(1954)に架けられた。現在も生活道路や通学路として利用されている。地元の人や郵便配達員などは現在も生活道路として自転車やバイクで平気で渡るという。もちろん、一般の観光客は自転車やバイク等の通行は禁止されており、安全上から20名以上の通行は禁止されている。GWやお盆など混雑するときは一方通行になるという。
   
橋下の意外に広い十津川(熊野川)河原風景
番外 大吊り橋情報
日本一の九重”夢”大吊橋
九重”夢”大吊橋は、九酔渓(きゅうすいけい)の鳴子川渓谷に架かる長さ390m、高さ173mの歩行者専用の吊り橋だ。これまで宮崎県綾町の「照葉(てるは)大吊橋」(長さ250m、高さ142m)が、日本一の高さと長さを誇っていたが2006年10月に九重”夢”大吊橋が完成し、その座を譲った。
 宮崎綾の大吊り橋
 
照葉大吊橋(てるはおおつりばし)は、本庄川(綾南川、大淀川の支流)に架かる長さ250m、高さ142m、幅1.2の歩行者専用の鋼製の吊橋だ。照葉樹一帯が九州中央山地国定公園に指定された後の1984年(昭和59年)3月に架橋され、吊橋入り口には「歩く吊橋世界一」と彫られた石碑が立つ。200610月に完成した高さ173.0mの大分県九重町の九重”夢”大吊橋に日本一の座を譲ったものの世界最大級の魅力的な歩行者専用吊橋であることに変わりはない。吊橋上から眺める風景は絶景で、訪れた人に感動を与え、毎年たくさんの観光客が訪れる。
後記・MAP
 
後記:車で(熊野本宮大社~高野山へ)。谷瀬吊り橋は熊野本宮大社から高野山へ向かう途中の十津川に架かっていた。
橋下の十津川(熊野川)の河原は意外に広々としていた。この河原を含む十津川には災害にまつわる歴史が残っていた。山間の農耕に適さぬ地形のため、古来より河原の広場に耕地や集落が多くあった。1889年に起きた十津川大水害で被災した人の一部は北海道の原野に入植し新十津川町の新天地を築いたという。十津川村の世界遺産: 2004年7月1日、『紀伊山地の霊場と参詣道』が、ユネスコの世界遺産」(文化遺産)に登録。十津川村には熊野古道小辺路と大峯奥駈道が通り玉置神社がある

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