後記:車で(熊野本宮大社~高野山へ)。谷瀬吊り橋は熊野本宮大社から高野山へ向かう途中の十津川に架かっていた。
橋下の十津川(熊野川)の河原は意外に広々としていた。この河原を含む十津川には災害にまつわる歴史が残っていた。山間の農耕に適さぬ地形のため、古来より河原の広場に耕地や集落が多くあった。1889年に起きた十津川大水害で被災した人の一部は北海道の原野に入植し新十津川町の新天地を築いたという。十津川村の世界遺産: 2004年7月1日、『紀伊山地の霊場と参詣道』が、ユネスコの世界遺産」(文化遺産)に登録。十津川村には熊野古道小辺路と大峯奥駈道が通り玉置神社がある。
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