平山氏(ひらやまし)庭園
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平山氏庭園【国指定文化財 平成19年7月26日指定】 |
平山(ひらやま)氏庭園は、江戸時代初期に作られた寺院庭園で、面積246平方メートル。作庭者は石峯寺時代の住職と推定されている。天然石を見事に利用した趣のある庭園で全体として直線的な構成となっていることから、修行の厳しさを表現していると解釈されている。 |
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平山氏庭園入り口門と案内板 |
大岩盤とその上に青々とした山の景観をサツキ・ツツジを配して深山幽谷の自然を風景的にまとめあげている。 |
庭園西隅の大日如来化身を象徴する多宝塔をかたどった灯籠 |
平山氏庭園現地案内板より
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天水氏(あまみずし)庭園
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天水氏庭園【国指定文化財 平成19年7月26日指定】 |
天水(あまみず)氏庭園は、江戸時代中期に作庭された庭園。常緑広葉樹は遠山を象徴とし、志布志城を借景とし、景観により深く奥行きを見せている。自然の岩盤に海石を利用して造られた築山枯山水の庭園で面積は120平方メートルで江戸中期の作と伝えられる。 |
庭園入り口門と案内板 |
入り口付近の庭園風景 |
自然の岩盤の上に海石を利用して築かれた築山枯水の庭園 /08・6・20 |
自然の岩盤の上に海石を利用して築かれた築山枯水の庭園 /08・12・6 |
志布志城跡の遠山を背景に作庭された庭園 |
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庭園のある住家から発見された「寶暦二」の文字と「漢詩」が記された資料。「寶暦二」は西暦1752年。 |
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天水氏庭園現地案内板より |
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