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家族でめぐる古都京都の世界遺産・名所探訪 三日目 清水寺~銀閣寺コース
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全日程 |
一日目:奈良<法隆寺~東大寺> 二日目:京都<嵯峨野~嵐山コース>三日目:京都<清水寺~銀閣寺> |
京都編三日目 |
清水寺~銀閣寺
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清水寺 |
9:20
「清水の舞台」で有名な清水寺は一度は訪れたい場所のひとつで今回、その実現がかなった。 |
清水寺は 、京都市東山区清水にある北法相宗の本山で、778年(宝亀9)延鎮上人が開山し、798年(延暦17)坂上田村麻呂の創建と伝わる。現在の建物の多くは、寛永8年から10年(1631年から1633年)、徳川家光の寄進によって再建された。「清水の舞台」とも呼ばれる本堂も徳川家光の寄進により寛永10年(1633年)に再建されたものだ。本堂屋根は寄棟造、檜皮葺きで、正面(南面)左右に入母屋造の翼廊が突き出し、「懸造(かけづくり」あるいは「舞台造」と呼ばれる。広隆寺、鞍馬寺とともに、平安京遷都以前からの歴史をもつ、京都では数少ない寺院の1つで西国三十三番札所の十六番でもある。<古都京都の文化財としてユネスコ世界遺産に登録> |
本堂 「清水の舞台」 |
本堂 「清水の舞台」 |
清水寺のシンボル
「清水の舞台」本堂
懸崖造りの本堂(国宝)をはじめ、あわせて15の堂塔(いずれも重要文化財)が建ちならび、清水の舞台や寺名の由来でもある音羽の滝等見所がいっぱいの清水寺だった
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屋根は寄棟造、檜皮葺きで、正面(南面)左右に入母屋造の翼廊が突き出した「懸造」「舞台造」の本堂 |
清水寺舞台風景
舞台はたくさんの観光客でにぎわっていた。断崖の上にせりだした舞台から眺望する市街地の風景も最高だった。 |
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清水寺舞台風景 |
舞台を支えているけやきの柱
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建物の前半部分は山の斜面にせり出すようにして建てられ、「舞台」と呼ばれるせり出し部分を支えている(釘は使われていない)多くの長大なケヤキの柱(139本)が使われていた。 |
音羽の滝
ここから湧き出る水が澄んでいて、とても清らかであるという理由から清水寺の名の由来となったのだという。滝の水を汲む人でたくさんの行列ができていた。 |
奥の院の建つ崖の下にある音羽の滝は、清水寺の寺号の由来である霊水で、3本の筧(かけい)から水が流れ落ちていた。 |
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その他の建造物 |
仁王門 |
仁王門 |
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清水寺の境内入口に建つ入母屋造り、檜皮葺(ひわだぶき)の仁王門は、正面左右に鎌倉時代末期の金剛力士(仁王)像を安置し、鮮やかな丹塗りの「赤門」だ。幅約10メートル、奥行き約5メートル、棟高約14メートルの、室町時代再建当時の特徴を示す堂々たる楼門だ。 |
鮮やかな丹塗りの仁王門 |
仁王門階段正面方向
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境内方向からの仁王門前 |
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随求堂(ずいぐどう) |
西門 |
随求堂(ずいぐどう)
西門 |
もとは塔頭慈心院(たっちゅうじしんいん)の本堂で、慈心院を中興した僧・盛松により、享保20年(1735年)に建立された。堂の地下の暗闇を歩く「胎内めぐり」が行われていた。 |
仁王門 切妻造、檜皮葺きで寛永8年(1631年)の建立。正面に向拝、背面には軒唐破風(のきからはふ)を付し、内部には床板と格天井を張る特殊な形式の門である。王門 |
その他 |
その他、馬駐(うまとどめ)、三重塔<工事中>、経堂、田村堂、朝倉堂、阿弥陀堂、奥の院、子安塔等あわせて15の堂塔(いずれも重要文化財)が建ちならんでいた。
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上段TOPへ
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清水寺から銀閣寺へ |
10:40 |
哲学の道 |
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哲学の道は、東山のふもと若王子神社から銀閣寺までを結ぶ、疎水べりの約1.5kmの散策道だ。京都の哲学者、西田幾多郎がこの道を思索にふけりながら散歩していたことからこの名がついたという。両岸には桜並木が続き、花のトンネルが続き風情のある通りになるという。日本の道百選に選出されている。 |
哲学の道を通って銀閣寺へ |
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哲学の道
両岸には桜並木が続き、開花時には花のトンネルが続き、風情のある通りになるという。 |
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10:50 |
銀閣寺< 慈照寺> |
清水寺から銀閣寺へ
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銀閣寺は臨済宗)相国寺派(しょうこくじは)に属する寺院で正式名称を慈照寺(じしょうじ)。金閣寺と並ぶ京都楼閣建築の代表寺院である。室町幕府8代将軍の足利義政によって造営された山荘東山殿を起原とし義政の没後臨済宗の寺院となった。銀閣寺を象徴する建物が銀閣と呼ばれる観音殿で現存する唯一の室町期・東山文化を代表する楼閣庭園建築とされる。銀閣寺の庭園は池泉回遊式庭園で、東西に広がる錦鏡池(きんきょうち)を中心に方丈前のは白砂で造られた銀沙灘(ぎんしゃだん)、向月台が美しい。 |
観音殿 |
観音殿 |
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銀閣寺を象徴する建物が銀閣と呼ばれる観音殿である。銀閣の建物構造は、1層(初層)「心空殿(しんくうでん)」といわれる住宅風様式 上層「潮音閣(ちょうおんかく)」といわれる禅宗様(唐様)の仏堂
屋根こけら葺の屋根には金銅の鳳凰が羽ばたいている。 |
観音殿
銀閣寺を象徴する建物が銀閣と呼ばれる観音殿で現存する唯一の室町期・東山文化を代表する楼閣庭園建築である。
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銀閣<観音殿> |
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銀閣寺を代表する建物<銀閣(観音殿)> |
銀閣寺垣 |
銀閣寺垣(ぎんかくじがき) |
銀閣寺総門と中門への参道
両脇に設けられた大刈り込みの生け垣は銀閣寺垣と呼ばれ参道の白砂の参道と生け垣の調和が美しい。
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銀閣寺・総門 |
銀閣寺垣 |
銀閣寺の庭園 |
銀閣寺の庭園 |
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銀閣寺の庭園は池泉回遊式庭園で、東西に広がる錦鏡池(きんきょうち)を中心に方丈前の白砂で造られた銀沙灘(ぎんしゃだん)、向月台が美しい。西芳寺(通称:苔寺)の庭園を模して造ったと言われ創建当時とは異なり
今のような形になったのは江戸時代後期とされる。 |
向月台
銀沙灘
境内に入るといきなりなり銀沙灘と高月台がとびこんできた。白砂の富士山型向月台と波紋を表現した 銀沙灘とのコントラストの美しさに魅了された。 |
向月台(こうげつだい) と銀沙灘(ぎんしゃだん) |
向月台(こうげつだい)は、この上に坐って東山に昇る月を待ち、 銀沙灘(中国の西湖の型)は月の光を反射させるためだという。 |
円錐型の向月台 |
月の光を反射させるため砂を波形に盛り上げた銀沙灘 |
花頭窓(かとうまど)から見た銀沙灘 |
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東求堂(とうぐどう)は、一層の入母屋造り檜皮葺きの、書院造りで目の前の錦鏡池庭園とマッチしていた。 |
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足利義政が文明18年(1486)に持仏堂として建てた現存する最古の堂で 銀閣とともに室町時代の貴重な遺構である。 |
お茶の井
漱蘚亭跡の泉
足利義政の茶の湯にも用いられた湧き水で現在でもお茶会に用いられているという。
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お茶の井 |
漱蘚亭跡の泉 |
銀閣寺の庭園 |
銀閣寺の庭園・錦鏡池(きんきょうち) |
錦鏡池を中心とした美しい庭園風景
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銀閣寺の庭園は銀閣(観音殿)前に広がる錦鏡池(きんきょうち)を中心に池泉回遊式庭園を形作っていた。 |
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洗月泉
境内の南東部にあり、山から流れ落ちる水を銀閣・東求堂のある錦鏡池へ導いていた。
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境内裏の月待山から銀閣寺の広大な庭園、境内の伽藍を眺望する。
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銀閣寺月待山(つきまちやま)高台からの眺望 |
月待山からの眺望 |
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一日目奈良<法隆寺~東大寺> 二日目:京都<蘇我野~嵐山コース> |
備考<全体計画と日程> |
家族で巡る 古都奈良と京都の世界遺産・名所探訪 |
旅行形態:個人型(家族旅行) 参加者:3家族8名 旅行日:2014/9/21~9/23
※奈良編: 一日目:<午前>法隆寺→中宮寺→法輪寺(車窓)→法起寺(車窓)→慈光院 (昼食) <午後>薬師寺→唐招提寺→東大寺
※京都編:二日目:<午前>嵯峨野トロッコ列車(嵐山) (昼食)鯛茶漬け屋さん(HNANA) <午後>渡月橋→天龍寺
三日目:<午前>清水寺→銀閣寺 <午後解散>
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MYプライイベート写真ページ<清水寺~銀閣寺コース> |