志布志湾大黒イルカランドのあるダグリ岬一帯は、藩政時代、隣の秋月藩と薩摩藩の国境で関所がおかれていた。馬の積み荷もいったんここで薩摩側の馬に繰りかえて領土内にいれたということでこの「荷駄(にだ)操り」が「ダグリ」呼名の由来とされる。大黒グループ(志布志市)が運営する志布志湾大黒イルカランドは、ダグリ岬近くの宮崎県との県境串間市高松にあり、6月14日プレオープン、7月10日グランドオープンした。イルカをメインにし、海をテーマにしたふれあい・癒し・体験型の複合レジャー施設で、イルカ館の他に新鮮市場・ふれあいプール・天然釣場などがありこの夏、県内外からたくさんの人出でにぎわい、大隅半島や宮崎県南部のレジャースポットのひとつになっている。岬高台の恋人岬と称せられる展望台は若者やカップルに人気があり、ここから眺望する大パノラマの志布志湾やビロウ島は美しい。 |