木の根に包まれた仏頭 |
アユタヤの数多い世界遺産遺跡群の中で最も印象に残ったワット・マハタートの木の根に取り込まれた仏頭。切り落とされた仏頭が長い年月の間に木に取り込まれてしまったという。仏像の顔がアユタヤの悲惨な戦争による破壊の歴史を語っているようだ。できることなら仏頭を縛られた木の根からはずし、自由な姿に帰ってほしい気がするがアユタヤの歴史と平和の大切さを後世に伝える世界遺産の貴重な史跡だ。 |
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長い年月の間に木に取り込まれてしまった仏頭 |
仏頭よりも頭が低くなるように注意しながら座って仏頭の前で記念写真。「仏像の頭部より上に立たないようにお願いします」と日本語による注意看板が立てられていた。 |
ワット・マハタートのチェディ(仏塔)風景 |
入口近くの首のある仏像は後世に設置されたものと思われる。 |
仏塔風景 塔上部付近は植物が生え風化し、歴史の深さと保護の難しさを感じさせる。 |
f瓦礫の仏塔と修復された仏塔 |
クメール様式の面影を残す仏塔 |
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高さ44mあったとされる崩壊した中央塔のロッブリー様式の大きなチェディ(仏塔)
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ライトアップされたアユタヤ遺跡風景 |
昼間の遺跡の風景とは全く違うライトアップされた遺跡。暗闇のなかにくっきり浮かび上がる寺院や仏塔の姿が神秘的だ。 |
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アユタヤ世界遺産巡り:ワット・ロカヤスターを訪ねる。 |
ワット・ロカヤスター(Wat Lokaya Sutha)はアユタヤの西方、遺跡群の一番奥にあり、全長約28m、高さ5mの巨大寝釈迦仏だ。建設は後期アユタヤ王朝中期で当時は他の仏教施設もあったというが今は近くに一つの仏塔を残すのみだ。アユタヤ王朝陥落時1767年に大部分がビルマ軍(旧ミャンマー)軍の破壊に合い、1956年にタイ芸術局により復元された。長い手足をゆったり伸ばし、静かな微笑みを浮かべて横たわる姿は80歳で入滅した仏陀を現しているという。 |