TOPへ |
荒佐祭り(照日神社春祭り)大崎町
|
祭り風景 奉納神舞 奉納棒踊り |
荒佐祭りは、大崎町野方の荒佐にある照日神社の春祭りとして、毎年3月第二日曜日に例祭が行われる。荒佐祭り(照日神社春祭り)は昔から曽於郡三大祭りとして歴史と伝統ある祭りで、縁結びの神様としても親しまれている。神社境内では恒例の神舞奉納・演芸大会・剣道大会が開催され、町内外からのたくさんの人出でにぎわう。特に今年は3年に一回の棒踊りも奉納され、祭りの雰囲気を盛り上げていた。境内の桜も蕾を膨らませ、開花の時期はもうすぐそこまできているようだ。 最終探訪日2010・3・14 |
荒佐祭り神舞奉納の一場面「四人鬼神の舞」 |
荒佐野 祭り風景 |
伝統のある荒佐の春祭りは大隅でも最大のまつりのひとつだ。露店がテントを連ね、祭りの雰囲気を盛り上げる。 |
恒例の木市風景 |
ステージ風景。ステージでは神舞の他に園児による合奏や遊戯、小波流日本舞踊発表会等があり終日賑わっていた。 |
|
桜の名所としても知られる照日神社境内の桜。蕾が大きく膨らみ開花は間近のようだ。 |
境内の高台にある展望所から見下ろした祭りの会場風景。ハモクレンの花が満開だ。 |
町内外からたくさんの剣士が集い、技を競う奉納剣道大会 |
荒佐野祭り 奉納神舞 2010 |
荒佐祭りの特色のひとつに伝統芸能の神舞奉納がある。神舞保存会によって受け継がれ、2009年の春祭りでは67年ぶりに「浦安の舞」が復活した。照日神社の神舞は、同町仮宿にある都万神社の神舞を受け継ぎ、明治26年2月5日に初めて照日神社で踊られたという。神舞には「小鬼神の一人舞」、「地割(ぢわり)舞(弓舞)」、「矢立(やたて)」、「矢抜(やぬき)」、「四人鬼神」、「杵舞(きねまい)」、「田之神」など19の舞があり、「照日神社神舞保存会」によって継承されている。2010/3/14 2009/3/8 |
67年ぶりに復活した「浦安の舞」 |
「浦安の舞」舞台風景 2010/3/14 |
|
弓舞 |
弓舞 2009 |
|
子鬼神 |
|
田の神舞 |
田の神舞 2009 |
|
四人鬼神 2009 |
四人鬼神 2009 |
|
|
薙刀(なぎなた)舞 |
|
|
勇壮な杵舞 2009 |
杵舞 |
杵舞 |
杵舞 |
杵舞 |
最後を締めくくる杵舞は、下で男二人が支え合い、嫁が手箕を持ち、籾殻を振るいながら踊る珍しい舞である。途中、男二人衆が嫁の着物の裾をめくり、会場の笑いをさそう。楽しく滑稽に踊るのがこの舞の特色で、最後は荒技も飛び出す勇壮な舞だ。 |
|
荒佐野祭り 奉納棒踊り |
3年ごとに奉納される荒佐野祭りの棒踊り。踊りは荒佐野親和会24名 |
|
|
|
奉納棒踊り風景 |
|
|
PS;照日神社は江戸期に摂津(大坂)から荒佐に向かった人々が伊勢神宮から勧請し、当地に社を創建し、伊勢神社と称されていた。また旧野方村平野に1658年(万治元)に祭った照日神社を1875年(明治8)合祭して現在の照日神社とした。 |
|
|
大きな地図で見る |