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「寿小学校古紙リサイクル活動」

寿小児童会環境委員会による古紙収集リサイクル活動がスタートしました。
収集する古紙は古紙新聞とちらしです。
古紙収集リサイクルポスト 古紙をポストへ投入している場面です。

・環境委員会の児童が投かんの仕方の説明をします。

・新聞紙やちらし以外の古紙が混ざっていないか内容を点検します。
・くくってきたひもははずし袋から出して投入します

・満杯になったら業者が引き取りにきます。

古紙収集リサイクル活動のきっかけ
・牛乳パック、ケナフやみつまたの紙すき体験学習の発展から:牛乳パック、ケナフやみつまたで紙すきを体験しました。「紙を作るのは大変だなあ」「ふだん使う紙や物を大切にしよう」「ごみとしてすてている古紙をリサイクルできないかなあ」このつぶやきが古紙リサイクル活動のきっかけとなりました。
・社会科学習の発展から:単元「ごみとくらし」の調べ学習から資源リサイクルの大切さを学習しました。この単元の学習の発展も古紙リサイクル活動のきっかけのひとつです。
・環境委員会実践活動の発展から:「環境に役立つ実践的な活動をしよう」この環境委員会の話し合い活動の中から古紙リサイクル活動がスタートしました。

古紙収集リサイクル活動計画


1、目的:家庭から出すごみをきちんと分別したり資源ゴミを有効に活用することにより資源や物を大切にする心を育て環境保全への意識を高める。

2、内容:資源ゴミには色々あるがとりあえず家庭から出される古紙(古新聞、ちらし)を重点的に取扱う。

3、方法:家庭から出る古新聞、ちらしを児童が登校時に学校へ持ち寄る。
    
  集まった古紙を環境委員会で収集・整理をする。

4、収集日時   回数は週2回、水曜日と金曜日 始業前登校時
 
5、古紙収集システム 
家庭から持ち込まれた古新聞やチラシ→ 収集用ポスト(学校設置保管)  
   ↓
定期的に収集ポストを業者が回収  ← 環境委員会の児童で収集整理

6、収益をあげることが目的ではなく、あくまでも紙資源のリサイクルを通して環境問題を考える学習活動の教材とする。収益金は、環境学習や福祉募金活動の資金として積み立てて活用 する。
学校だけでなく地域・家庭での環境学習も必要です。保護者の理解を得るために下記の文書を全戸数に配布して理解と協力を呼びかけました。
寿小学校保護者各位  

           古紙収集・リサイクルの活動についてお知らせとお願い
                   寿小学校児童会 環境委員会  
 
 寿小学校では今年から児童会の委員会活動の中に新しく環境委員会が設置されました。 5年生、6年生19名が参加し環境についての広報活動や実践的な活動をしています。
2学期からの活動計画の中で下記内容で古紙収集のリサイクル活動を計画しました。
 趣旨をご理解の上、協力下さいますようよろしくお願い申し上げます。
 
                        記

1、目的:家庭から出すごみをきちんと分別したり資源ゴミを有効に活用することにより資源や物を大切にする心を育て環境保全への意識を高める。

2、内容:資源ゴミには色々あるがとりあえず家庭から出される古紙(古新聞、ちらし)を重点的に取扱う。


3、方法:家庭から出る古新聞、ちらしを児童が登校時に学校へ持ち寄る。    
集まった古紙を環境委員会で収集・整理をする。

4、収集日時   回数は週2回、水曜日と金曜日 
        
5、古紙収集システム 
家庭から持ち込まれた古新聞やチラシ→ 収集用ポスト投かん(学校設置保管)  
   ↓
定期的に収集ポストごと業者が回収  ← 環境委員会の児童で収集整理
6, 収益をあげることが目的ではなく、あくまでも紙資源のリサイクルを通して環境問題を考える学習活動の教材としたい。収益金は、環境学習や募金活動の資金として積み立てて活用する。
古紙リサイクル活動に参加した環境委員会のメンバーの一口感想
今まで自分でリサイクル活動に自分から進んで取り組んだことはありませんでした。環境委員会でリサイクル活動をすることになり、実際にやってみるとおもしろく環境のためにも役立つ活動なのでいいなあと思いました。みんなが古紙をもってきてくれるのが楽しみです。クラスや学校全体に古紙リサイクル活動のことを広めてたくさんの人が協力してくれるといいなと思います。(ゆかり)
一回目の活動の日は本当にみんな持ってきてくれるか心配だったけど予想以上の人がもってきてくれました。これからもっとよびかけをしてがんばろうと思います。(かなこ)
みんなと協力しあってリサイクル活動をするとおもしろいです。リサイクル活動ってむずかしい活動とおもっていたけど自分たちでもかんたんにできることがわかりました。(きしょう)
私は「どうしてリサイクルしないといけないの」「どうしてごみを分別しないといけないの」などと思っていましたが環境委員会にはいりリサイクル活動を始めてから「ごみを分別することの大切さ」「資源のリサイクルの大切さ」がわかりました。リサイクル活動をとおしてもっといろいろなことを学びたいと思います。(めぐみ)
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読売新聞「きらめきっこ」で紹介

上記新聞記事内容の一部を紹介します。

環境問題 身近な実践

古紙再利用ポストあるよ

鹿屋市立 寿小学校の庭に、高さ160センチ、直径120センチほどの水色の大きなポストがある。郵便用にしては大きすぎるこの箱。実は古紙リサイクルポストだ。子供たちが古新聞やチラシを持ち寄り、資源リサイクルを学ぶ体験学習の場にもなっている。
昨年九月、児童会環境委員会(5,6年生20人)のメンバーが中心になってスタートした。毎週木曜の回収日になると、古新聞などの束を持って当校した子どもたちがポストの前に並ぶ。投かんした児童は、協力したという証明カードがもらえる。
ポストがいっぱいになると、リサイクル業者が回収していく。

「緑の羽根運動」に収益寄付

12月が最初で、古新聞など360キロが再利用された。キロ当たり2円、収益金は、環境保全に役立ててもらおうと「緑の羽根運動」に寄付。回収から2ヶ月あまり、すでにポストは八分目くらいまでたまり、2回目の回収日も近い。
環境委員会メンバーの感想
同じ人が持ってくることが多いので、もっとたくさんの人に協力してほしい。少しの量でもみんなが寄せてくれたらいっぱいになるから。
思ったより大変な仕事だけど、ポストがいっぱいになっていくのは楽しい。
環境問題は難しいと思っていたけど、自分たちにもできることがあることを知りました。
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以下略