荒西山は、大隅半島南東部の錦江町と肝付町の町境に接する山で、美しい照葉樹林と天狗岩からの展望が楽しめる。国道４４８号線、田代支所前を経由して、船間、岸良方向へ向かい、新田トンネル２００ｍ手前から右の分岐道にはいる。分岐路に入るとやがて左手に荒西山への道標が立ち、左の林道新田荒西線に入る。天候が良ければ天狗岩からの眺望が絶景だ。
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国道４４８号線、内ノ牧方面から望む荒西山 |
登山日 2013/03/03 サイトＵＰ日 2013/03/05
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| 登山記：山頂を目指す |
| 林道新田荒西線終了点近くにも登山口があるが今回は、林道新田荒西線の入り口をスタートポイントにした。 |
| ○登山期日；２０１３年３月３日 同行登山者；山遊会３名 天気；曇り後はれ |
○コース/行程；林道新田荒西線入り口（９：３０）−林道終点登山口（１０：４０）−電波塔−山頂三角点（１１：２５）−天狗岩（１１：５３ 休憩・昼食） 帰りは同コースを引き返す。
○日程；出発時刻９：３０ 下山時刻（休憩・昼食時間を含む）１４：３０ |
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| 今回は、林道新田荒西線入り口をスタートポイント地点にした。 ここに車を置き、林道新田荒西線に入る。 |
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| ９：３０ 林道新田荒西線入り口をスタート |
10:37 一時間ほど歩いて林道終点手前の崩落地点へ到着 |
１０：４０ 林道終点地点の登山口からテレビ電波塔を目指す。 |
登山口表示板 |
11:15 急坂を登りきると テレビ塔電波塔が見えてきた。 |
ＮＨＫテレビ電波塔 |
11:25 荒西山山頂三角点 ８３４ｍ |
11:48 天狗岩と荒西・甫与志岳縦走路分岐点 |
天狗岩への表示板 |
１１：５３ 天狗岩到着 ここで休憩と昼食。山頂一帯はあいにくの霧で、視界不良。 |
天狗岩制覇、思わず「バンザイ」 |
天狗岩からの眺望。天候がよければ稲尾岳、木場岳、六郎館岳など大隅半島南部の山々や錦江湾の彼方に開聞岳がはっきり望めるはずだが。・・・機をみて再訪したい。
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| →下山 スタート地点へ引き返す 着14:30 |
追記；今回の荒西山登山は、草花や樹木等の自然観察を兼ね、ゆったり登山で計画。尚、林道新田荒西線は途中ガレキ場やぬかるみがあるものの林道新田荒西線終点手前の崩壊地点まで車で通行可能。往復２時間の余裕時間がとれる。
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| 荒西山の照葉樹林風景 |
| 荒西山は、南九州照葉樹特有のシイやタブ、カシ類をはじめ、高くなるにつれて、ミヤマシキミ、ヒメシャラ、アセビ等の高山性植物がが見られるようになる。 |
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| 登山道のシイやタブ、カシの常緑広葉樹 |
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| 高度が高くなり、カシやシイに混ざってミヤマシキミ、ヒメシャラやアセビ等が混在するようになる。 |
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| 照葉樹林帯の中で木肌の白いヒメシャラがひときわ存在感を示す。 |
幻想的な照葉樹林風景を醸し出す美しい木肌のヒメシャラとアオキ |
| 山道で出合った花たち |
| 山道・山中の道ばたには寒さから目覚めた植物たちが新芽を出し、花を咲かせ初め、春を迎える準備を整えていた。アオキが林道から山頂に至るまで多く見られた。 |
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| シキミ |
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| 荒西山一帯でよく見られるアオキ。山頂ではまだ美しい真っ赤な実をつけていた。 |
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| 冬山照葉樹の花の王様「ヤブツバキ」 |
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ミヤマシキミがつぼみを付け、開花の準備を初めていた。
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