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白鹿岳森林公園曽於市財部

白鹿岳(しらがだけ)は、鹿児島県曽於市の北西部に位置し、曽於市内で一番高い山である。標高603.9mの白鹿岳は、山頂一帯が白鹿岳森林公園として整備され、野鳥観察や星座観察、植物観察等を楽しむことができる。天気のよい日には展望所から韓国岳、高千穂峰、桜島、陣ヶ丘、高隈山等の山々や都城の市街地、遠くには志布志港、鹿児島湾(錦江湾)と360度の大パノラマを展望できる。市街地から離れ、空気の澄んだ白鹿岳は、星の観察にも最適で、公園の一角には天体観測デッキと四季星座板が設置されている。有名な百武彗星もここで発見された。展望所近くの森林内には野鳥観察小屋があり、森林浴をしながら探鳥や森林散策を楽しむことができる。雨水や太陽光を利用したエコトイレもうれしい。白鹿岳は山頂まで林道が整備され、登山というより公園としての機能を備えた場所だ。

曽於地区で一番高い山、標高603.9mの白鹿岳森林公園

山頂の一等三角点と展望台

方位板
展望台に設置された方位板。展望台から志布志方向を望む。鉄塔はデジタル放送の財部中継局。

展望台とコンビネーション遊具

天体観測デッキ

野鳥観察小屋

散策遊歩道

森林散策遊歩道

探訪日 2009・7・2