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稲尾岳滝巡り錦江町田代
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今回、照葉樹の森主催の稲尾岳滝巡りに参加する機会に恵まれた。コースは盤山地区から入山の稲尾岳滝めぐり約6.5km(4時間)のコースだ。コースの遊歩道沿いに「照葉樹の滝」「白肌の滝」「一条の滝」と名付けられた滝と無名の滝、計四つの滝がある。滝巡りはこれら四つの滝を廻りながら稲尾岳登山道西口へ通ずる約2.3kmの変化に富んだうっそうとした照葉樹林内の観察道を散策するコースだ。稲尾岳照葉樹の森の滝は落差や水量のそんなに多くない滑滝だが巨大な一枚岩を一直線に流れ落ちる清流の音と滝しぶきが散策で疲れた体を癒してくれる。滝巡りコース途中には「八丁坂」と呼ばれる起伏に富んだ勾配の急な坂がある。「胸突八丁」から名付けられた呼称なのだろうか。息を弾ませ急坂を登り切るとそこには展望の開けた「眺望の丘」が待っている。眺望の丘から田代町内之牧林道に広がる丘陵地ののどかな田園風景が絶景だ。稲尾岳コース内でbPのハードコースとも言われる今回の稲尾岳滝巡りでは滝を流れ落ちる清流や遊歩道沿いに咲く草花、イスノキなどの照葉樹林風景と出会い、贅沢な楽しみを体感することができた。 |
照葉樹の滝案内板と照葉樹の滝風景 |
稲尾岳滝巡り風景 |
新緑に包まれた盤山地区風景、入山入り口の盤山地区は一面に茶畑の段々畑が連なり、新茶摘み取りの時期を迎えていた。 入山9:30 |
自然観察道滝巡りコース入り口に設置された案内板 滝巡りコース到着10;20 |
コース入り口から5分、尾根登りの坂 |
コース入り口から30分、無名の滝と出合う。 |
無名の滝だが、変化に富んだ流れ方をしていて美しい滝だ。 10:57 |
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「照葉樹の滝」 11;10 |
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「照葉樹の滝」四つの滝の中で水量や滝の規模も大だ。 |
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「白肌の滝」巨大な白肌の岩盤上を清流が滑り落ちるように流れ落ちる。 11:38 |
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「一条の滝」黒い岩肌の隙間を清流が一条の流れとなって流れ落ちる。11:44 |
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かなり勾配の急な「八丁坂」 12:00 |
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「眺望の丘」 八丁坂を登り切ると展望の開けた眺望の丘がまっていた。眺望の丘から田代町内之牧林道に広がる丘陵地ののどかな田園風景を望む。 12:34 |
眺望の丘からの眺め |
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樹林内風景;巨岩に根を張って力強く成長するヤマグルマ 12:50 |
イスノキの倒木と樹林内倒木更新風景 |
スタートポイント |
最終ポイント(12:52) |
西口登山道入り口付近が終点のポイントになっている。 |
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滝巡りコース観察道で出合った草花 |
滝巡りの楽しみの一つは遊歩道の傍らに咲く草花との出会いだ。今回の滝巡りコースの観察道ではシソバタツナミソウ、ツクシヤブウツギ、コガクウツギ、マルバウツギ、ヤマツツジ、エビネ、ギンリョウソウなどたくさんの草花との出会いを楽しむことができた。 |
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追記1;稲尾岳周辺は国の「森林生態系保護地域」「自然保護保全地域」「天然記念物」に指定され、森の生き物や植物をとったり、キズつけたりすることはもちろん外部からの種子、植物または動物を持ち込むことが厳しく制限されている。 |
追記2;今回、照葉樹の森主催の稲尾岳滝巡りと辻岳登山会に参加する機会に恵まれた。午前中は盤山地区から稲尾岳滝めぐり約6.5km(4時間)のハードコース。午後から辻岳登山。滝めぐりと辻岳登山のセットははじめての企画だったが滝巡りではハードコースと清流を楽しみ、辻岳登山では山頂の大パノラマを満喫して贅沢な登山会だった。 |
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